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Thai Airways News & Announcements | Thai Airways International
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    航空事業再生計画の修正を申請 ー2年間で飛躍的に急増した収益による流動性資産を報告ー

    2022年7月1

    タイ国際航空(THAI)は、世界的な新型コロナウイルス感染者数減少および海外渡航制限の緩和、各国政府による予防措置、タイ政府によるテストアンドゴーによる入国制限緩和措置、2022年7月1日からのさらなる入国制限緩和措置が進む中で、202111月以降、大きな収益を計上しております。その結果として、タイ国際航空は、増加する海外旅行需要に、各路線を増便して対応しております。
    2022年6月1日から27日までの期間、タイ国際航空とタイスマイルエアウェイズの1日の平均搭乗者数は、2021年4月から10月の平均搭乗者数と比較して、それぞれ269人と4,929人であったものが、12,568人と12,257人に増加しました。2022年6月に搭乗率は75%まで上昇し、2022年の第3四半期の事前予約は、昨年同期と比較して継続的な成長を示しています。
    2022年上半期、タイ国際航空は、海外渡航需要が急速に回復に向かう機会を最大限に活かすため、運航頻度を増やし、新規路線の運航を開始致しました。
    デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、ラホール、カラチ、イスラマバード、ハノイ、ホーチミン、プノンペン、メルボルン、ロンドン、ジャカルタ、ダッカ、フランクフルト、台北、シンガポール、コペンハーゲン、ミュンヘン、チューリッヒなどの路線です。
    また、下半期には、ジャカルタ、台北、シンガポール、コペンハーゲン、ミュンヘン、チューリッヒ、ソウル、東京(羽田空港)への運航頻度をさらに増やし、ブリュッセル、ジェダへの運航を新規路線として導入する計画をしております。
    また、2022年5月のタイ国際航空の貨物収入は21億400万バーツとなり、2019年同期より41%の増加となりました。

    タイ国際航空は、航空業界で競争力を維持するための組織再編、持続可能な成長を支える競争力の向上、事業計画に不可欠ではない資産の処分(これは売却と賃貸両方により、過去2年間、株主や債権者に負担をかけずに事業運営を維持するために使用された合計約90億バーツのキャッシュフローを創出致しました)、航空機および航空機エンジンのメンテナンス、航空業務における燃料利用効率の向上、さまざまな分野でのコスト削減など、プロセスの他の部分で事業再編の進展を遂げました。
    また、人事と福利厚生管理、流通チャネル管理、および収益創出の機会と効率の向上、デジタル変革の改善、および航空事業部門からの収益創出においても進歩致しました。
    同社は、潜在的なパートナーとの事業協力を確立して流通チャネルを拡大し、新製品を開発致しました。THAI製揚げパンスティック(パトンコー)、THAIケータリングによる「ロイヤルオーキッドダイニングエクスペリエンス」レストラン運営、貨物チャーター便サービス、航空機および航空機エンジンのメンテナンスサービスの開発などの例が挙げられます。その結果、タイ国際航空のキャッシュフロー水準は大幅に上昇し、新規融資の需要は当初の計画より減額致しました。

    これに伴い、2022年7月1日、再生計画管理者は公的管財人に更生計画修正の申請を提出致しました。更生計画修正の要点は以下のとおりです。

    1. タイ国際航空は、最大125億バーツ、最長6年の新規融資および/または最長6年の債券の発行を求めます。または、最大125億バーツのリボルビングローンを求めます。

    2. タイ国際航空は、財務状況安定をはかるための増資を目的として、約315億株の発行により、登記資本金を増やす計画です。したがって、タイ国際航空の株式は、以下の方法により、再び証券取引所にて取引されます。

    a. 新規支援者に、約125億バーツの新規融資のドローダウン額と同額で新株を購入する権利を与える

    b.再生計画に基づき、債権者に債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)にて返済。金融債権者であり主要株主である財務省には、元本の全額を債務の株式化により返済致します。債券債権者を含むその他の金融債権者には、元本の24.5%を債務の株式化により返済し、残りの元本の75.5%は、既存の再生計画と同期間内に現金にて返済致します。債務の株式化により、タイ国際航空は資本を増やし、再生計画に基づく債務を約378億バーツ削減します。

    c.再生計画に基づき、債権者に新株を割り当てることにより、新規の利子を、一株2.5452バーツの株式に転換する権利を行使。これにより、タイ国際航空は、一時停止されている新規利子付き債務を約484500万バーツ削減する見込みです。

    d.再生計画管理者が適切と考える額、最低一株2.5452バーツにて、既存の株主に持ち株の割合に応じて、新株を割り当て売却。その権利を行使する者がいない場合、または既存の株主が株式を全額購入する権利を行使しない場合、残りの株式はタイ国際航空従業員および私募に売却されるものとします。これにより、タイ国際航空の追加資本が約250億バーツ引き上げられます。

    タイ国際航空は、再生計画修正案に基づく債務および資本再編により、約800億バーツの増資を受けると見込んでいます。 この資本再編を2024年以内に完了する計画です。再生計画修正案に基づいてこのプロセスを完了することができれば、2024年には債務超過を解消し、2025年に同社の株式は証券取引所で再び取引される見通しです。

    3. タイ国際航空は、再生計画適用下において、債権者の権利および返済に影響を与えることなく、この増強期間中、当社の業務を柔軟性をもって履行および強化することを明確にし、債権者集会にて返済の詳細を改訂および追加して、ご説明致します。

    4. タイ国際航空は、現再生計画の中で成功している部分および、現在の状況と矛盾し、不必要な部分の詳細について改訂致します。

    再生計画管理者は、再生計画修正案の提出により、タイ国際航空の債権者、株主、搭乗者、ならびに顧客における、当社の事業再編に対する信頼が高まると確信しています。これは、タイ国際航空の発展と利益創出能力の基盤を築く上で重要なステップです。タイ国際航空をナショナルフラッグキャリアとして維持することで、タイの今後の経済復興を支援し促進することを目指します。

     

    ※上記は本社英文ニュースリリースの翻訳であり、英文リリース原文すべてを網羅するものではありません。
     翻訳と英文リリースに不一致がある場合は、英文が正式リリースとして優先されます。
    本社英文リリースはこちらのページ(本社サイト)をご覧ください。